23.4 C
Tokyo
ホームNEWSラッコが「鳥羽水族館」へ引...

ラッコが「鳥羽水族館」へ引越し 国内の飼育園館は3ヶ所のみに(アドベンチャーワールド)

ラッコ(アドベンチャーワールド)

アドベンチャーワールドは、飼育している1頭のラッコ(メス)を三重県にある鳥羽水族館へ移動し、ラッコの飼育を終了します。ラッコの公開終了は2021年3月16日(火)の予定です。
アドベンチャーワールド動物飼育計画(AWS-ACP)及び複数頭で行動する動物種であることに鑑み、鳥羽水族館へ移動を決定。1987年よりラッコの飼育を開始し、約34年間で26頭の赤ちゃんが誕生し14頭が育ちました。長きにわたりラッコたちの姿を見守ってくださった皆様に深く感謝します。
鳥羽水族館では、現在ラッコ(メス)1頭を飼育中です。他に日本国内でラッコを飼育している施設は、兵庫県にある神戸市立須磨海浜水族園、福岡県にあるマリンワールド海の中道です。今回のアドベンチャーワールドから鳥羽水族館への移動により、日本国内でラッコを飼育している動物園水族館は3ヶ所のみとなります。

移動するラッコについて

頭数・性別:1頭・メス
生年月日 :2008年4月21日(アドベンチャーワールド生まれ)
年齢   :12歳
移動先  :鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
ペンギン王国1階にて2021年3月16日(火)まで公開を予定。
※動物の体調などにより公開を中止する場合があります。
※動物の安全な移動のため、移動日の公表は控えさせていただきます。

ラッコ飼育について

▼アドベンチャーワールドでのラッコ飼育について
1987年 5月 ラッコランド(現:ペンギン王国)にて5頭飼育開始
1991年 9月 初めての繁殖に成功
      以降、計26頭の赤ちゃんが誕生し、14頭が育つ
2017年12月 アドベンチャーワールドでの飼育頭数が1頭となる
2021年 3月 飼育終了(メス1頭を鳥羽水族館へ移動)

ラッコ移動SDGs(アドベンチャーワールド)

■アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」
https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。

■SDGsについて
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。

■AWS-ACP(アワーズアニマル・コレクション・プラン)について
アドベンチャーワールドでは、SDGsパークポリシーに基づき、AWS-ACP(アワーズアニマル・コレクション・プラン)を策定しました。AWS-ACPに則り、今後も計画的な動物飼育を進めていきます。
https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy01

関連記事

LATEST ARTICLES

安佐動物園のゾウ3頭は全員貴重!アフリカゾウのオスの現状と、マルミミゾウの繁殖、かつて日本...

前回の記事では、2属3種のゾウ(亜種含めると6種)の細かな違いについて解説しました。 今回は、その中でアフリカゾウとマルミミゾウを展示している「安佐動物公園」(広島県広島市)のゾウを紹...

【6種のゾウ】日本では全種に会える!見分け方を写真で解説。【アジアゾウ・アフリカゾウ・マル...

皆さんは「ゾウ」というとどんな姿を思い浮かべますか?大きくて、鼻が長くて、牙が生えていて…。 ゾウは大きく分けると3種類、亜種を含めると6種類もの種が存在するんですよ(絶滅した種を除く...

サンシャイン水族館でアオリイカの公開給餌を激写!模様が波打つイカ「コブシメ」も紹介。

サンシャイン水族館(東京都豊島区)ではさまざまなイベントが開催されますが、筆者は2023年6月、「アオリイカ」の公開給餌を目撃しました。 公開給餌が行われたのは、本館1階の「海...

雨の日のサンシャイン水族館。天空を見上げるペリカンとペンギン

今回は、「サンシャイン水族館」(東京都豊島区)でしか見られない生き物の展示方法を紹介します。 中でも屋外エリアの「マリンガーデン 天空の旅」では、まるで空を飛んでいるようなペンギン、高...

【多摩動物公園】インドサイ「ゴポン」とともにつくったトレーニング。その内容や目的に迫る!

今回は「東京都多摩動物公園」(東京都日野市)で行われているインドサイのトレーニングについて紹介します。 「インドサイ」といえば、硬い皮膚が特徴的で、体全体が鎧で覆われているように見える...

Most Popular

- Advertisment -

MAP

EVENT CALENDAR