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全国で会えるのは7か所だけ!越前松島水族館の「のほほんマンボウ」(動物園で人気な”あのトリ”も…)

越前松島水族館ののほほんマンボウ

たくさんの生き物と触れ合える!越前松島水族館

福井県坂井市にある,見て・触れて・楽しく学べる,体験・体感型の水族館。イルカショーやペンギンの散歩などの楽しいアトラクションの他,サメや巨大なタコ・ドクターフィッシュなどに触れたり,ウミガメや海の魚に餌を与えることができます。また,水面がガラス張りの珊瑚礁水槽の上を歩けたり,水中トンネルのある「ペンギン館」も大好評です。アザラシやカワウソ、マンボウも展示しています。

(福井県公式観光サイト「ふくいドットコム」より:https://www.fuku-e.com/spot/detail_1459.html

マンボウを見られる施設は全国でたった7か所

2022年11月時点で,マンボウを常設展示しているのはたったの7施設。そして中部地方で唯一マンボウをいつでも見ることができるのは,ここ越前松島水族館だけ(※)。これから越前松島水族館のマンボウの魅力を紹介していきます。
(※参考:マンボウなんでも博物館 https://manboumuseum.com/manbou-aquarium/
 

入口すぐ,マンボウに会えるのはここだけ!

館内マップ

マップを見ると分かるように,チケットを買って中に入るといきなりマンボウと遭遇することができます。この水槽にいるのはマンボウonly!集中してじっ…くりと観察できますよ。

入口すぐ,売店の向かい側にいるマンボウ

マンボウがどこにいても見やすい水槽

水槽の底にいてもすぐに見つけられちゃいます

越前松島水族館のマンボウは2017年にやってきました。その時の体長は約80cmほどでしたが,2022年8月時点では約140cmにも成長しています。

(参考:越前松島水族館公式サイトhttps://www.echizen-aquarium.com/floor-guide/spot-mola_mola.html

とっても大きくて存在感たっぷりのマンボウは観客の注目の的。マンボウエリアの水槽は正八角形の筒状になっていて,どこから見てもマンボウを見つけることができます。

正八角形の水槽の中にはマンボウのストレスを軽減するために,防護シートがかけられています

ツーショットも撮れちゃいます

のほほんマンボウとツーショット

マンボウはゆっくりと泳いでいるので,カメラにも納めやすいですよ。大きな目と自分の手を合わせてみたり,同じ表情をしてみたり,一緒に泳いでいるポーズをしてみたり…さまざまな写真を撮ることができそうですね♪

※ フラッシュ撮影はNG!

みなさんもぜひ,のほほ~んと泳ぐマンボウに会いに行ってみてください。癒されること間違いナシ!
 

ここでクイズ!

 越前松島水族館には,マンボウのほかにも珍しい生き物が展示されています。それは動物園ではよく見かける,ある人気者の“トリ”です。館内マップをよく見て,探してみてください。 

館内マップ

そうです。ここには「フラミンゴ」がいるんです!インスタ映えスポット「海洋館」に行く途中に突如として現れるフラミンゴたち。水族館にフラミンゴ…なぜ?

突然現れる2羽のチリーフラミンゴ。

フラミンゴクイズ!

問題:越前松島水族館にはなぜフラミンゴがいるのでしょうか?

①以前動物園が併設されていた時の名残だから
②水槽でも暮らせるように特殊な訓練を受けたフラミンゴがいるから
③飼育員さんのペットだから

答え:福井新聞公式サイトにて
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1577326

越前松島水族館は63年前の開館時,動物園が併設されていたなんて驚きですね。水族館は「青」色の空間が多いですから,鮮やかな「紅」色で佇むフラミンゴたちはとても美しく見えます。動物園の名残をとどめながら仲良く暮らしている2羽。これからも元気に長生きしてほしいです。

色鮮やかで毛並みが美しいフラミンゴ

また,フラミンゴがいる水族館は全国的にもとても珍しいのです。動物園のフラミンゴとは一味違った雰囲気を感じるこの2羽に,ぜひ会いに行ってみてはいかがでしょうか?

フラミンゴポーズ(?)でスリーショット

越前松島水族館

〒913-0065 福井県坂井市三国町崎74-2-3
TEL:0776-81-2700
FAX:0776-82-2296
公式サイト:https://www.echizen-aquarium.com/

文章・画像/名月子店(めいげつこてん)

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