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【日本でラッコに会えるのは二か所だけ!】飼育種類数日本一の鳥羽水族館 アイドル ラッコのキラちゃん、メイちゃんに会いに行こうat三重県 鳥羽水族館②

前回、鳥羽水族館①の記事では、鳥羽水族館の人気のジュゴンのセレナさんについてご覧いただきました。

今回は、セレナさんと同じく鳥羽水族館の人気者、アイドルなラッコのキラちゃん、メイちゃんのご紹介をします。ラッコのキラちゃん、メイちゃんについては、既にメディアで取り上げられることも特に多いので、ご存じの方も多いと思います。

そこで、キラちゃん、メイちゃんの可愛いところはもちろん、色んな角度とお写真でご紹介します。
まずは、可愛いだけではなく、「ラッコ」そのものについて知って頂きたいと思います。

ラッコについて

絶滅危惧種です。
ラッコはイタチ科でカワウソと同じ仲間です。国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定し、日本国内の飼育頭数はわずか3頭にまで減っています。
(もう一頭は、福岡県にあるマリンワールド海の中道にいるキラちゃんの兄であるオスの「リロ」君です。)

ラッコの繁殖は難しいこともあり、日本国内の飼育頭数は減少しておりますが、現在では各国独自の保護法により、野生のラッコの生息数は増加傾向にあるようです。

メイちゃん、キラちゃんについて

メイちゃんは2004年5月9日鳥羽水族館で、お母さんラッコの「ポテト」から生まれた雌のラッコです。

メイちゃんが誕生するまでに3回の死産があった末、生まれた待ちに待った赤ちゃんラッコだったそうです。無事に生まれて元気に育って本当によかったですね。

お母さんラッコの愛称であるポテトからジャガイモの品種「メイクイーン」より、また、5月生まれの女の子でメイ(5月の)クイーン(女王様)、さらに待望の赤ちゃんだったことにより、女王様のように大切に育てていこうという意味からつけられた、素敵な名前の由来をもつメイちゃんです。

(メイちゃん フラッグ)

キラちゃんは2008年4月21日アドベンチャーワールドで生まれ、2021年3月17日に和歌山県にあるアドベンチャーワールドから鳥羽水族館に来ました。
ラッコは1頭飼育より、複数頭で飼育したほうが好ましい等の理由から、キラちゃんは鳥羽水族館に仲間入りしました。

アドベンチャーワールドから鳥羽水族館まで、約6時間かけての移動だったそうですが、到着後すぐにプールに入って毛繕いを行うほど、元気だったようです。

筆者は、アドベンチャーワールド時代のキラちゃんを拝見したことがありますが、メイちゃんと一緒のキラちゃんも楽しそうで好きです。

(キラちゃん)

メイちゃんはお鼻に傷があり、毛並みが全体的に白っぽく、キラちゃんは毛並みが黄色っぽくお鬚が長めです。

(フラッグ)

キラちゃんもよろしくね、とメイちゃんがご挨拶をしてくれています。

キラちゃん、メイちゃんに会いに行こう!

キラちゃん、メイちゃんの魅力はたくさんです。
キラちゃんメイちゃんが私たちへ魅せてくれる姿をご紹介します。
立ち姿もお顔が小さくて、姿勢、スタイルも良くて素敵ですね。飼育員の方との触れ合いを見られるのも癒されると思いますよ。

(立ち姿1)
(立ち姿2)

 

こんな目の前に!

お客様のところへご挨拶!ガラスをこんこんと叩いています。ぶれておりますが、臨場感を感じることができますね。

(ガラスどんどんその1)
(ガラスどんどんその2)
(ガラスどんどんその3)

 

こんなこともできますよ!イカミミジャンプ!

「イカミミジャンプ」です。飼育員さんがガラスにイカミミを高く投げ、張り付いたイカミミをジャンプしてキャッチするものです。

非常に迫力があり、ジャンプする様子もとっても可愛いですよ。但し、最前列にて撮影させていただきましたが、筆者のカメラではこちらが限界なので、ぶれておりますがご了承いただければ幸いです。それほど迫力をお分かりいただけたかと思います。

また、実際にご覧になった際に、こちらのお写真より、より素敵なお写真をお撮りできるかと思います。

連続キャッチ

以前、鳥羽水族館のSNSにてバズっていた動画におもちゃを身体にしまって、身体から順番に出すというものです。

ラッコはカンガルーなどの有袋動物ではありませんが、身体の皮膚がとても柔らかく、その皮膚を使って、貝などの食べ物を出し入れしています。その特性を活かした特技です。

申し訳ないですが、そんなショットは筆者は上手く撮れず。。

鳥羽水族館では、Twitter、Instagram、YouTubeもされており、定期的に更新をされているので、可愛いキラちゃん、メイちゃんを見逃さないために、ぜひご覧くださいね。

ちなみにですが、先日、鳥羽水族館のYouTube登録者数が10万人を突破した記念の生配信をしておりました。その際にも、キラちゃん、メイちゃんが登場しましたよ。

水に浮いているだけで可愛い

何もアクションをしていなくても、水に浮いているだけでも十分可愛いですね。
2頭一緒に揺れながら泳いでいる姿が見られるのも鳥羽水族館の魅力ですね。

(水に浮いている)

 

水面下では

ラッコは水面で浮かんでいるイメージが大きいですが、食べ物を探しに行くなど、しっかり潜って泳ぎます。

(潜っている)

 

メイちゃん、キラちゃんが待ってるよ!

そんな貴重で可愛いアイドルラッコのキラちゃん、メイちゃんに会える鳥羽水族館にぜひ行ってみませんか?キラちゃん、メイちゃんが待っていますよ!

(キラメイ2ショット)

次回の記事では、鳥羽水族館のお土産についてご紹介いたしますので、お楽しみくださいね!

参考:鳥羽水族館 定期刊行誌「TSA」、鳥羽水族館オリジナル写真集「ラッコのメイとキラ」

※「ラッコのお食事タイム」では、昨今のラッコ人気による混雑緩和の為、土曜・日曜・祝日の時間限定で一部観覧スペースを「歩きながら見るエリア」として規制を行っております。スロープエリアが規制の対象エリアです。

閑散期や繁忙期による変更もございますので、詳しくは下記記載のホームページをご覧ください。

鳥羽水族館の基本情報

<住所>
〒517-8517 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6

<アクセス>
JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分

鳥羽水族館につくまでに「鳥羽マルシェ」という物産売り場のお店や、フェリー乗り場、ミキモトの真珠島などがあります。

<営業時間>
年中無休 9:00~17:00(※7/20~8/31の夏期は8:30~17:30)

※入館は、閉館時間の1時間前までです。
※都合により、営業時間を変更する場合があります。
※館内の滞在者数に応じて入館制限を行う場合があります。

詳しくは以下のURLよりご覧ください。

<URL>
鳥羽水族館 公式サイト (aquarium.co.jp)

文章・画像/YuKi

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