アドベンチャーワールドでは、2021年3月、ワオキツネザルの赤ちゃん4頭が誕生しました。3年連続の赤ちゃん誕生で、今回誕生した赤ちゃんを含め現在18頭(オス6頭、メス8頭、不明4頭)がアドベンチャーワールドで暮らしています。
ワオキツネザル赤ちゃんについて
出生日:2021年3月15日(月)1頭、3月22日(月)1頭、3月23日(火)2頭(ふたご)
性別:4頭とも不明
全長:約35cm
体重:約60g
<母親と母子の様子について>
2019年に東京都立大島公園動物園から来園した3頭の母親から、ふたごを含む4頭の赤ちゃんが誕生。母親の内1頭は初産でした。母子ともに健康で、赤ちゃんたちは母親にしっかりとしがみつき、ミルクをもらい順調に成長しています。※父親は同一
ワオキツネザル親子を公開中
園内2ヵ所でワオキツネザルの親子を公開しており、子育ての様子を観ることができます。
ワオキツネザルの赤ちゃんは、母親にしがみつくようにして過ごすのが特徴的。現在はお腹側に抱きついていますが、4月の上旬頃には親の背中にのり始め、赤ちゃんの姿がより観やすくなります。生後1か月頃には、大人と同じ食べ物に興味を持ち始め、その後徐々に単独で行動を始めます。
<親子公開場所>
①ふれあい広場内モンキー×モンキー ワオキツネザル展示場:1頭(3月15日誕生)
②ワイルドアニマルメディカルセンター(ビッグオーシャン1階):3頭(3月22日・23日誕生)
ワオキツネザルについて
分 類:霊長目 キツネザル科
学 名:Lemur cutta
英 名:Ling-tailed lemur
生息地:マダガスカル島
食 性:アドベンチャーワールドでは主にバナナや白菜などを与えている。
繁 殖:繁殖期間は4か月〜4か月半で、通常は1〜2仔を出産。オスは2歳半、メスは1歳8か月で性成熟を迎える。
寿 命:野生下では15〜16年、飼育下では約20年。
特 徴:ワオキツネザルの名前の由来となった黒と白の輪の模様の尾が特徴的。跳躍力に優れており約3メートルもジャンプすることができる。