アクアワールド茨城県大洗水族館では、2021年3月20日(祝)より新たにカナダカワウソのメス2頭の展示を開始しました。展示にあたり愛称を一般公募し、497件の応募の中から2頭に合う可愛らしい愛称「いろは」と「ぽてと」に決定しました。
2019年10月よりオス1頭(愛称「おはぎ」)、メス1頭(愛称「まろん」)を飼育しているため、飼育頭数は計4頭(オス1頭、メス3頭)となりました。カナダカワウソの飼育園館は、日本国内では3ヶ所のみ(他:北海道「釧路市動物園」、岩手県「盛岡市動物公園」)です。※2021年3月現在
カナダカワウソの愛称
愛称:いろは
<応募者の名付け理由>
カナダの国旗には「サトウカエデ」の葉があしらわれていますが、日本を代表する楓の種類は「イロハモミジ」。日本での活躍を期待する意味を込めて「いろは」にしました。
<水族館の選定理由>
「いろは」というおしとやかで女の子らしい響きと、「おはぎ」「まろん」と同様に和の名前、そしてそこにカナダの要素を取り入れているところに魅力を感じました。また、イロハモミジの「美しい変化」という花言葉に、新たな展示としてスタートする4頭のカナダカワウソ、変化していくアクアワールド・大洗の未来が美しいものになるようにという想いを込めて、この名前を選びました。
愛称:ぽてと
<応募者の名付け理由>
先輩のカワウソ「まろん」と秋の味覚つながりとして、茨城の名産品である栗(まろん)に対して、サツマイモ(すいーとぽてと)から「ぽてと」にしました。展示水槽でまろんとの美味しい名前の共演も楽しみ。
<水族館の選定理由>
活発なメスの「ぽてと」は、同じくおてんばな「まろん」に性格が近いと感じます。茨城県の代表的な秋の味覚として名高い栗(マロン)とサツマイモ(スイートポテト)が名前の由来というのは、面白い組み合わせであるとともに、「ぽてと」という半濁音の入った名前がポップでかわいらしい響きであることからこの名前を選びました。
カナダカワウソについて
生息地:アメリカ合衆国及びカナダの水辺
体長:オス・メスともに1m程度まで成長
※多数の園館で飼育されているコツメカワウソは60cm程度