伊豆シャボテン動物公園では、2020年12月1日(火)にミナミコアリクイの赤ちゃんが誕生しました。人工哺育しており、現在、生後2週間を過ぎて順調にすくすくと育っています。赤ちゃんの様子を12月14日(月)から一週間、Youtubeで生配信します。園内での一般公開は12月15日(火)、翌日以降は天候や体調を考慮して公開します。
赤ちゃんの様子をYoutubeで生配信
赤ちゃんの様子は、【伊豆シャボテン動物公園グループYouTube公式アカウント】にて、2020年12月14日(月)から一週間、毎日リアルタイムでミナミコアリクイの配信を行います。(日ごとに配信時刻が異なりますので、伊豆シャボテン動物公園SNSの告知を必ずご確認ください。)動物の赤ちゃんの様子を生配信にて毎日公開するのは、伊豆シャボテン動物公園では今回が初の試みです。
【公式】伊豆シャボテン動物公園グループYouTube【7days毎日生配信】
URL:https://www.youtube.com/user/shabotengroup
2020年12月14日(月)20時30分~45分頃まで。翌日以降は伊豆シャボテン動物公園SNSにて配信時刻を告知いたします。
園内での一般公開
一般公開は、2020年12月15日(火)11時頃~13時頃まで、ミナミコアリクイ展示場にて行います。16日(水)以降は当日の天候、体調等を考慮しながら、公開してまいります。
※生配信及び一般公開の時間はいずれも日によって異なります。赤ちゃんの体調により予告なく中止となる場合があります。
赤ちゃんの詳細
赤ちゃんはメスで、父「ドン」(サンシャイン水族館生れ、推定12才)と母「ココア」 (伊豆アニマルキングダム生れ、8才)の間に誕生し、「アン」と名付けられました。この名前には兄の「コン」と同じく「ドン」と「ココア」の子供という事と待望の女の子ということで母親と父親の名前から一文字ずつとり名付けられました。
母親は6度目の出産ですが、今回も育児放棄をしてしまったため、飼育員が保護することになりました。以降、飼育担当者が親代わりとなり保育器に入れて人工哺育を開始、1日6回約3時間おきに授乳を続けており、保護当初は体重333gでしたが現在は472g(12/10日現在)を超え、順調に成長しています。
「アン」は生後初日からほぼ毎日、体調に注意しながら温室内のジオラマ通路にあるミナミコアリクイの展示場などで両親や兄の「コン」「トト」「ケイ」と“顔合わせ”をしています。今後は離乳期がある程度終わる3~4ヶ月ほどを目途に、家族のもとへ戻れるように訓練を続けていきたいと考えています。
- ミナミコアリクイとは ―
【学 名】 Tamandua tetradactyla
【英 名】 Southern tamandua、Lesser anteater
【分 類】 有毛目オオアリクイ科コアリクイ属
【分 布】 ブラジル、ベネズエラ、パラグアイなどの南米北中部
【体 長】 頭胴長35~90cm、尾長35~70cm
【体 重】 3.5~8.5kg ※赤ちゃんは頭胴長約21cm、尾長約17cm、体重447.5g (2020.12.9 現在)
【生 態】 黒色のベストを着ているように見える背中のV字型の模様が特徴。樹上で生活をするため、尾の内側に毛は生えておらず木に巻き付けて移動ができる。前肢の大きなカギ爪も特徴で、この爪は木登りだけでなく威嚇をしたりアリ塚を壊したりするのに役立つ。壊したアリ塚やハチの巣から、アリ、白アリ、ハチなどを40cmほどにもなる長い舌を使って舐めとるように食べる。最近の研究では、ミナミコアリクイのメスは平均して約44日間の発情周期があることが分かっており、妊娠期間は130~190日ほど、1回の出産で1頭の子を産む。
ミナミコアリクイグッズ販売中
公式オンラインショップ「伊豆シャボテン本舗」にて、ミナミコアリクイグッズを販売中。ミナミコアリクイカレンダーは、好評につき再販しています。
伊豆シャボテン動物公園
ミナミコアリクイ特設ページ:https://izushaboten.com/arikui/index.html
公式サイト:https://izushaboten.com/
グループ公式Twitter:https://twitter.com/shabotengroup
グループ公式YouTube:https://www.youtube.com/user/shabotengroup