かわいらしい仕草や動き、表情で見る人をたちまち癒してしまうカワウソ。
近年、SNSやメディアをきっかけにブームとなり、触れ合うことのできるカフェもオープンするなど人気が止まりませんね。
世間で大人気のカワウソ。こどもたちからの支持も厚いです。
先日訪れた、智光山公園こども動物園では「カワウソ見たい」「カワウソかわいい~」と、展示の前にかわいい人だかりができていました。
ちょうどごはんの時間に出くわすことができたので、コツメカワウソのむしゃむしゃタイムをご紹介します。
カワウソとは?
カワウソは、ネコ科イタチ科カワウソ亜科に分類される肉食動物の総称を指します。
世界全域に生息しているカワウソは13種に分類されるそう。たくさんの仲間がいるのですね。
実は、ラッコもネコ科イタチ科の仲間で、カワウソと近い関係にある動物です。
英語では、カワウソを「otter」ラッコを「sea otter」と表記します。
コツメカワウソとは?
今回紹介するコツメカワウソは、指先に小さな爪があることが名前の由来となっています。
カワウソの中でも1番小柄な種類ですが、野生では狩りを行って生活をしているのだとか。
近年は、密輸や乱獲の増加による個体数の減少が問題視されているそうです。
参考:https://www.parks.or.jp/chikozan/zoo/
飼育員さんの解説からスタート
飼育員さんの解説の元、むしゃむしゃタイムがスタート!
水田や沼地、川に生息しているコツメカワウソは、川魚や沼地にいる小さなエビやカニなどの甲殻類、ヘビやカエルなどの爬虫類を食べるようです。
爬虫類が好きな息子が「え~ヘビ食べちゃうの?」と反応していました。
いざ!むしゃむしゃタイム!!
智光山公園こども動物園では、アジやワカサギを与えているようです。
今回は、ワカサギ。飼育員さんの「このお魚何か分かるかな?」の質問にこどもたちが声をあげ、盛り上がっていました。
コツメカワウソがお家に戻っている間に、飼育員さんがワカサギを木の間や岩の隙間、板の下などに隠します。
戻ってきたコツメカワウソたちは、するどい嗅覚を頼りにワカサギを探す探す…。
「ここにあるよ~」とこどもたちは声をかけ、大興奮で見入っていました。
前足を器用に使って、岩の穴から魚を取り出したり、水の中に入って探したりと動き回っていました。
普段は見ることのできないコツメカワウソの食事の様子に、大人もこどもも楽しいひとときでした。
とにかく行動がかわいいコツメカワウソに癒されること間違いなしですよ。
智光山公園こども動物園の基本情報
〈住所〉〒350-1335 埼玉県狭山市柏原864-1
〈電話〉04-2953-9779
〈チケット料金〉大人 200円
小人(小・中学生) 50円
未就学児 無料
※上記は通常料金(税込み価格)です。
〈開園時間〉9時30分~16時30分(入園は16時まで)
〈休園日〉毎週月曜日(祝日の場合は開園)
年末年始(12月29日~1日1日)
〈公式ホームページ〉
https://www.parks.or.jp/chikozan/zoo/
※2022年12月下旬に訪問した際の内容です。
文章・画像・映像/Mina