日本全国の水族館の年間入場者数ランキング(2020年版)が、綜合ユニコム株式会社より発表になりました。年間入場者数が多い水族館は、沢山の人が訪れる人気の水族館!年間入場者数が多い人気の水族館ランキング(2019年度の入館有料施設の年間入場者数ランキング)トップ5を公開しています。
※本記事下部に数字データあり
第5位:サンシャイン水族館
ランキング第5位は、サインシャイン水族館。サンシャイン水族館は、東京都豊島区東池袋のサンシャインシティビル屋上に、1978年に開館した水族館。日本初の都市型高層水族館で、「天空のオアシス」をコンセプトにしています。2017年にリニューアルした屋外エリアで鑑賞・体験できる、天空を泳いでいるように見えるケープペンギンの展示「天空のペンギン」や、コツメカワウソの散歩風景を観つつ飼育員の解説を聞ける「カワウソ・グリーティングタイム」がとても人気です。「ざんねんないきもの展」などのユニークなイベントも人気があります。2020年には新クラゲエリア「海月空感(くらげくうかん)」がオープンしました。
第4位:マクセル アクアパーク品川
ランキング第4位は、マクセルアクアパーク品川。マクセルアクアパーク品川は、東京都港区の品川プリンスホテル内に2005年に開業した、水族館を核とした屋内型エンターテインメント施設。ネーミングライツにより、開館当初は「エプソン」、現在は「マクセル」と名称に入っています。ウォーターカーテンや照明による演出と融合した、360度から観られる力強く華やかなドルフィンパフォーマンスがとても人気です。生物の展示だけでなく、メリーゴーラウンドなどのアトラクションもあります。
第3位:名古屋港水族館
ランキング第3位は、名古屋港水族館。名古屋港水族館は、愛知県名古屋市の名古屋港ガーデン埠頭に、1992年に開館した公立の水族館。延床面積が日本一の大規模な水族館で、日本の水族館の年間入場者数上位に入る、大人気の水族館です。日本では2ヶ所でしか飼育展示していない、シャチとコウテイペンギンの飼育展示をしています。(シャチは鴨川シーワールド、コウテイペンギンはアドベンチャーワールドで飼育)日本最大のスタジアム「メインプール」で行うイルカパフォーマンスと、シャチの公開トレーニングが人気です。ウミガメ類等の生態の研究活動に注力しており、水族館に併設された「カメ類繁殖研究施設」を無料開放しています。
第2位:海遊館
ランキング第2位は、海遊館。海遊館は、大阪府大阪市の大阪ベイエリアに1990年に開館した水族館。日本の水族館の年間入場者数上位に入る、大人気の水族館です。大阪ベイエリアの再開発で誕生した、複合型アミューズメント施設「天保山ハーバービレッジ」の中心的施設です。世界最大級の館内を8階から下りながら、太平洋を中心とした環太平洋の自然環境に触れる体験ができます。日本で二番目(日本一は沖縄美ら海水族館 「黒潮の海水槽」)に大きい大水槽「太平洋水槽」で悠然と泳ぐ、世界最大の魚ジンベエザメが一番人気の生物です。2020年に30周年を迎え、ミュージアムショップなどがリニューアルしました。
第1位:沖縄美ら海水族館
ランキング第1位は、沖縄美ら海水族館。沖縄美ら海水族館は、沖縄本島北西部の海洋博公園内に1979年に開館した水族館。2002年に新館がオープンし、現在の名称になりました。沖縄で最も人気の観光スポットで、水族館の中で日本一の年間入場者数約300万人を誇ります。世界最大の魚であるジンベエザメや、世界最大級のエイであるナンヨウマンタなどがゆっくりと泳ぐ、世界最大級・日本一の大水槽「黒潮の海」がとても人気です。水族館の周辺には、オキちゃん劇場(イルカショー)、イルカラグーン、ウミガメ館、マナティ館など、無料で楽しめる施設もあります。
水族館年間入場者数ランキングデータ
順位 | 水族館名 | 地域 | 年間入場者数(2019年度) |
1位 | 沖縄美ら海水族館 | 沖縄県 | 3,320,018人 |
2位 | 海遊館 | 大阪府 | 2,630,000人 |
3位 | 名古屋港水族館 | 愛知県 | 2,001,243人 |
4位 | マクセル アクアパーク品川 | 東京都 | 1,528,000人 |
5位 | サンシャイン水族館 | 東京都 | 1,470,000人 |
※出典:『月刊レジャー産業資料』9月号(NO.648)特集「レジャー施設 集客ランキング2020」